Kamonoha World

日々の研究や日常の一部、読んだもののノート的なものです。メタ倫理学が中心です。

Stephen Finlay 'Defining Normativity'

Q: When metaethicists disagree on the nature of moral normativity, do they talk about the same thing? Or, do they just talk past each other? - Finlay thinks the answer to this question is 'no'. - To motivate this answer, he suggests a defi…

Tristram McPherson 'What is at stake in debates among normative realists?'

Two desiderata: - giving an clear account of 'naturalism' and 'reduction' in the way metaphysically interesting - answering the proponents' theoretical interests Suggestion: the joint carving taxnomy appealing to David Lewis's notion of el…

Terence Cuneo, 'Recent Faces of Moral Non-Naturalism'

Two aims: - non-naturalism should be understood not as a position, rather a stance. - arguments for non-naturalism proposed by Fine, Shafer-Landau, and Hampton What is non-naturalism? - the standard view is that according to non-naturalism…

David Enoch 'Non-Naturalistic Realism in Metaethics'

(1) Non-naturalism as the default position: other positions enter the field on the strength of some argument First Reason: Moral or normative language behaves in the similar way other representational language do. We assert or deny some mo…

Richard Y Chappell, 'Why Care About Non-Natural Reasons?'

[The Main Claim] The role of non-natural properties is not to be the reasons to which we should respond, rather to mark which natural properties serve as such reasons. In order to defend this non-naturalist picture of normativity, Chappell…

Frank Jackson, From Metaphysics to Ethics (Chapter 5 The Location Problem for Ethics: Moral Properties and Moral Content)

* Jackson understands 'cognitivism' as a semantic thesis: ethical sentences are truth-apt, where to be truth-apt is to be semantically able to have a truth-value (113). [A Response to Jackson's Analytic Discriptivism: the Possibility of Lo…

Matt Bedke 'A Menagerie of Duties? Normative Judgements Are Not Beliefs about Non-Natural Properties

[The main claim] Normative judgements do not have the certain epistemic profile which is necessary for them to be about non-natural properties. This does not necessarily imply that normative judgements are not beliefs. They may be beliefs,…

Scott Shapiro. The "Hart-Dworkin" Debate: A Short Guide for the Perplexed.

Shapiroが目指すこと:Hart-Dworkin論争が何についての論争なのか、明確にすること。この論争は法が規則と共に原理も含むか否かについての論争なのか。裁判官がハードケースにおいては自由に判決を決めてもよいということなのか。アメリカにおいて法律をどの…

Pekka Väyrynen (2008), Usable Moral Principles in Vojko Strahovnik, Matjaz Potrc & Mark Norris Lance (eds.), Challenging Moral Particularism. Routledge

個別主義:道徳原理に従うべきではない、それは、道徳原理はわれわれが正しい行為を行うに際して悪影響を及ぼすから. Väyrynenはこの個別主義的な主張に対して、彼が提案するヘッジがきいている原理は、われわれの行為を正しく指導する道徳原理であると主張…

Judith Jarvis Thomson, The Trolley Problem (1985)

フットのトロッコ事例(1978):あなたはトロッコの運転手だったとしよう.このままいったら5人のたまたま居合わせた作業員をひき殺してしまう.トロッコのブレーキは壊れている.もう一方の線路にはこちらにもたまたまいた作業員が1人いる.もしそちらの…

Richard Amesbury (2016), 'Fideism' Stanford Encyclopedia of Philosophy

Plantiga(1983, 'Reason and Belief in God')によるfideismの定義:哲学的、もしくは、宗教的真理を得るために、理性ではなく、信仰のみに訴えること ポイント:①信仰主義者は「真理」探求のために信仰にのみ訴えるべき場面があると主張していること。②こ…

Harry Frankfurt (1969), Alternate possibilities and moral responsibility

(いうまでもなく、この論文は別行為可能説への古典的反論。だいぶ前に勉強したのだが、授業の関係であらためて読むことになり、内容の確認のために再び勉強) (道徳的責任についての)別行為可能説:ある行為がそれを為した人の責任であるのは,その人がそ…

Stathis Psillos Causation and Explanation (2002) Chapter 5 The regularity view of laws

ヒューム的な因果説から導き出されること:自然界に規則性があるということ。あるタイプの出来事とあるタイプの出来事の間に一定の規則性が存在するということ (137)。 規則性説の問題点:全ての規則性が因果的な規則性ではないはず。このことから考えると、…

David Copp, Rationality and Moral Authority (2015) in Oxford Studies in Metaethics, vol. 10

合理性の教理(the Rationality Doctrine RD):道徳が規範的であるかどうかは、道徳と合理性の間に何らかの関係がある場合のみ Copp:RDの一つの形態である「基本的な関係性のテーゼ:the Basic Linkage Thesis(BLT)」を退ける。このことにより、RDにも疑…

勇敢さに関する考え

勇敢さは他の徳と比べて特殊であるとの考え。それは、他の悪徳を有している人間でも、勇敢さについては持ち合わせることができるように思えるから(『プロタゴラス』359b) 勇敢な人間はどのようなものを恐れるべきかわかっている人、つまり、一種の知識を持…

行為論についての考え

人は自分が悪いと思っている行為を行うことはない。そのような特性は人間の本性的にありえない(プラトン『プロタゴラス』358d)。 *このような考えはakrasiaの事例を対処できない。この事例に対処するための行為についての説を、プラトンは『国家』で示し…

徳一般に関する考え

徳をある種としての優れた特性として理解する(『ニコマコス倫理学』1089a10-15) 徳と習慣(『ニコマコス倫理学』1103a17) 中庸の原理(『ニコマコス倫理学』110421-23)

4月13日 14日

13日は朝から大学へ。1時限目は某講義の聴講。2限目は哲学概論、お昼は某学生さんと研究室で軽食。そこへ某社会人大学院生が飛び込んできてプリントアウトさせてくれとのこと。貸しを作ったのこんど何かおごってもらいたい。3時限目は現代文明論。4限…

4月12日

午前中から授業。文学部の基礎ゼミと英語哲学。基本的には準備通りにうまくいった。夕方まで研究室で仕事。翻訳作業など。某先輩と少しお話。先輩をご自宅までお送りしつつ、帰宅。夕食の後、授業の準備。案外に手間取ってしまい、寝床に入ったのは既に午前…

4月11日

朝からまずは研究所へ。すぐに大学へ。午前中は臨時で授業。授業終了後、某学生さんが、「蟻からしたら自分たちが人間でわれわれのことを蟻と思っているかもしれないと思うことがあるのだが、友だちに頭がおかしいのではないかと言われる」という話があり、…

4月10日

朝から奥さんと自宅周辺を少しドライブ。そのまま大学へ。いろいろ散策。途中、某法学部の先生にお目にかかったり、某看護学部の助教の方にご挨拶できたり。法学部、看護学部などを散歩。発見がいくつかあった。お昼は近くのレストランで。十日祭。おめでと…

4月9日

朝から奥さんと横浜へ。某友人とその同僚といろいろ相談。お昼頃まで相談し、次に実家へ。祖父、両親と実家で食事。そのうちに父の高校時代の友人夫婦がいらっしゃる。なんと神戸から車でいらっしゃったとのこと。少しお話した後、ゴルフの練習へ。奥さんと…

4月8日

朝から奥さんと車で新宿方面へ。市ケ谷付近に車を停め、信濃町方面へ。手紙を書いたり、所用を済ませたり。奥さんと別れて白山へ。某学会の選挙管理委員会に参加。夏にもう一度集まる流れとなる。その後、市ケ谷に戻り、車の中で少し仕事、仮眠。夕方から市…

4月7日

朝から奥さんと吉祥寺へ。所用を済ます。その間、某形而上学者と電話で相談。メタ倫理学関係の話し合い。お昼を買いつつ大学へ。奥さんに手伝ってもらい、本棚の片付け。終了後、昼食。途中から某先輩も加わる。午後は某学生さんが進路相談にいらっしゃる。…

4月6日

朝から大学へ。授業の準備をしてから、某人間学の授業を見学へ。某先輩、やはり教壇に立つとその天賦の才が遺憾なく発揮される。少し早めに抜け出して残りの授業の準備をしてから教室へ。哲学概論。今日はとりあえず知識についての直観的な判断を出して見よ…

4月5日

今年度初の授業。午前中に2つ。1つは学部1年生のためのアカデミックスキル基礎。質問力をテーマにいろいろやって頂いた。学生アシスタントの方に大変に助けて頂いた。2つ目は英語による哲学入門。今日は初回ということで、とっつきやすい友情についての…

4月4日

朝から研究所へ。午前中は研究所の図書館にこもって論文作成。昼食懇親会を経て、打ち合わせ。そのあと、さらなる打ち合わせ。かなり長引いたが実りあるものになった。図書館で授業関係の本を借り、明日の授業の準備。準備終了後、SAの学生さんの大学の研…

4月3日

午前中は自宅で論文執筆。お昼前に家を出て、奥さんを駅付近の某友人宅まで送りとどける。そのまま車で大学へ。研究室で昼食をすませた後、某先生のところへ資料をとりにいく。その後、研究室で某学生アシスタントの方と打ち合わせ。そのまま基礎ゼミのガイ…

4月2日

朝、奥さんを駅に送り、そのまま大学へ。研究室で少し論文作成。その後、某学部保護者会。皆さんしっかりとした声で保護者にご挨拶されていたが、私は声の調子がとっさにわからず、なんだかか細い声でのご挨拶となってしまった。すいませんでした。某先輩2人…

4月1日

今日から新年度。新年度の一日目なのにやたらと寒い朝、寒い一日だった。 午前中からお昼にかけては自宅で仕事。自殺についての調査。これはいよいよ佳境に入ってきた。何とか締切までに書き上げねばならない。昼食後、奥さんと近所の豆腐屋によりつつ、大学…